以前も触れましたが、不妊症を改善するためには生活習慣を見直してみることは欠かせません。
物理的な原因がある場合には、もちろんそれを取り除く治療が必須ですが、並行して「妊娠しやすい体」を作ることもかならず役立ちますので、以下を参考に、あなたの生活習慣を見直すことも始めてみてはいかがでしょうか?
・酵素と野菜たっぷりの食生活
どんなに忙しくても、野菜たっぷりのお味噌汁だけは自分で作るようにするなどして、なるべく食生活のバランスをとりましょう。納豆やヨーグルト、キムチなども"バランス"の点では良い食材と言えます。
「食べたものが体を作る」ことは紛れもない事実です。近頃は仕事で忙しい女性が増えたため、つい外食やコンビニのお弁当などで食事を済ませる方が多くなる傾向にあります。
しかしそれらは添加物や調味料が多く使われていますし、「生きた栄養」をとりにくいという欠点があります。
妊娠しやすい体づくりには、酵素をたっぷりとることが大切ですので、発酵食品であるお味噌、納豆、ヨーグルトはおすすめです。
また日ごろから食べ過ぎの人は、定期的に断食(ファスティング)をしてみるのも1つの方法です。ただし自己流でやってしまうと、体を壊しかねませんので注意しましょう。
おすすめなのは、酵素ドリンクを使ったファスティングです。
必要な栄養素はしっかりとりながらデトックスができますので、ぜひためしてみてください。
・冷えの改善
不妊と冷え症に密接な関係があることはよく知られていますよね。
現代女性は昔と比べ、冷えやすい環境にあるようです。
たとえば運動不足や、薄着のファッションの流行。
喫煙はもちろんのこと、夏場のクーラーも冷えには深刻な影響を与えます。
女性はとにかく、「下半身を温めること」にもっと関心をもつようにして欲しいものです。
冬場に毛糸のパンツなどを履いて冷気からおなかをガードするのは当然ですし、夏でも半身浴などでしっかり温まるようにしましょう。
最近では「冷え取り」がブームですので、色々なグッズも売られています。
また、運動も代謝を上げ、結果的に体温を上げます。
ストレッチや、軽い筋トレでもいいので、毎日定期的に運動習慣をつけることが、結果的に妊娠しやすい体を作るのです。
・ストレスの軽減
精神的なストレスが、妊娠の大敵であることは今や有名な話しです。
夜は睡眠をたっぷりとるなどして、上手にストレスを発散することは不妊の改善には欠かせません。
逆に、仕事などでストレスが溜まり易い環境にあると、ホルモンバランスが乱れてしまい、妊娠しにくい体になってしまいます。
ちょっとしたことでいいんです。
お気に入りのカフェやサイトなど、自分だけのホッとできる場所を1つでも見つけて、ストレスの軽減に努めてみましょう。
それだけで、不妊症の改善には大きな効果があらわれるものなのです。